✅育児休業取得する際にどんなことをすればいいかわからない方
✅会社への申告タイミング、引継の準備が漠然としている方
育児休業を取得する際の申告タイミング、引継についての体験についてご紹介します!
どれくらい前に職場へ伝えればいいのか
妻の妊娠が判明したのは、2023年12月のことです。
育児休業は取得したいと思っていましたが、どれくらいの期間を取れば自分と妻が納得して過ごせるのかを話し合いました。
どれくらいの期間の育児休業を取得したいのかいつ職場へ伝えるのがいいのかタイミングというのがあると思います。
私の場合は、約8ヶ月前に直属上司へ育児休業を取得したいと申し出を行いました。
大まかなスケジュール感
私の場合は大きく以下のステップで進めました。
細かな調整は所属上司と何度も打ち合わせを行いました。
①2023年12月:所属上司へ妻の妊娠の報告と育児休業を取得したい旨。
※この時点でどれくらい取得したいのかは、1ヶ月〜最大12ヶ月という含みを持たせて報告。
②2024年1月 :所属上司へ取得したい期間の意向を伝える。
③2024年3月 :自分の業務をほぼ引き継いでもらう同僚へ内々に会話。
④2024年4月 :所属部署全員へ連絡
⑤2024年6月 :業務で関連のある方全員へ連絡
⑥2024年7月 :育児休業取得開始
職場の関係者への周知
所属する会社、部門、グループまたは課によって進め方は千差万別になります。
私の職場でのポイントは、少しずつ情報伝達範囲を広げることでした。
なぜなら突然育児休業に入りますといっても、残される業務は誰がやるのかというのが残るからです。引き継ぎをするグループで合意形成をしながら進めることをお勧めします。
引継するにも関係する方への配慮を忘れずに進めましょう!
①2024年3月 :業務で密接に関係のある方へ口頭で話す
②2024年4月 :所属部署全員へ連絡
③2024年6月 :業務で関連のある方全員へ連絡
④2024年7月 :引き継ぎの実施、育児休業に入る前のメールでの周知・挨拶
業務の棚卸、引継マニュアルを作成
育児休業期間で不在の間、上司、同僚、関係部署にお願いしなくてはならない業務を棚卸し、誰に何をお願いするのかを明確に残します。
作成したマニュアル数は、20件になりました。
細かいやり方、誰に何をどれくらいのタイミングで依頼するのか、何に時間がかかるのか、何が残ることになりそうかなど書き始めると相当な分量になりました。
引継マニュアルを作成した後は、必ず説明をするようにして下さいね。
引継マニュアル作成のメリット
引継マニュアルの作成は正直手間がかかりますが、感じたメリットデメリットをご紹介します。
✅自分の業務フローが明確になり、属人化していた業務は強制的にあぶり出せます。
いつでも誰でもできるように業務の手順がわかるようになりました。
✅引継ぐ相手に説明する際に、抜けていることや気がついていないことが発見できました。
また、自分にはなかった視点が加わるので、結果的に業務改善にも寄与することもあります。
引継マニュアル作成後のデメリット(相手への負担)
育児休業を取得してから思いますが、引き継ぐ方への負担とでも思ってください。
✅自分も相手も時間を要する。
✅引継ぐ方への負担が大きい。
※所属しているチームの人数次第ですが、引き継ぐ方へ業務をお願いするので負担が増えます。
必要な社内処理は育児休業前に
企業によって申請すること、社内処理方法に違いはあると思いますが、実際に対応したことを記載します。
- 育児休業取得申請—私の企業の場合、この申請がないと育児休業給付金の申請処理を行なってもらえないです。
- 扶養家族の変更届—扶養登録だけでなく出産するといただける慶弔金各種の手続きも行なってもらえます。
- 給与天引きになっている諸々停止—給与天引きができないため、財形貯蓄の積立・持株会・保険・通勤費などの停止を行います。
- 勤務証明書や育児休業取得証明書の取得—保育園に子供を預けている親は、役所への書類の提出が求められます。
いざ、育児休業前の挨拶
育児に専念している間、職場の仲間が助けてくれていることには感謝しなくてはなりません。
よく職場では、女性の方の産前産後育児休業〜育児休業で挨拶周りをしているかと思います。
面倒に思われるかもしれませんが、このお作法は女性の方と同じようにするのをお勧めします。
我が家では、妻の気分転換も兼ね一緒に選んでもらいました。
✅特に自分の業務を直接引き継ぐ方:数千円/1つ
✅間接的に関係のある方:数百円/1つ
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