
育休から復職して1週間。家事と育児に1年間注力した生活から一転、ビジネスパーソンとしての自分を取り戻す日々が始まりました。
正直なところ、この働き方でいいのだろうか、とキャリアに漠然とした不安を抱えながらの1週間でした。社会復帰へのリハビリ期間と言ってもいいかもしれません。
復帰後の働き方と残業時間
1年ぶりに職場に戻り、基本的には育休前と同じ業務を担当しました。仕事内容に大きな問題はありませんでしたが、どこかチームの雰囲気が険悪で以前よりも会話量が少なく不安しか残りませんでした。
何はともあれ、フルタイムでの復帰を選んだ私。妻からは「時間にとらわれず頑張ってきて」と背中を押してもらい、結果を出すために、まずは遅れを取り戻そうと奮闘しました。
この週の退社時間は以下の通りです。 定時は17時30分ですが、毎日残業していました。
実は、長期出張に出る方がおり、引継をして、自分で業務を回せるようにしようとしたので、遅くなりました。それでも育児は待ってくれません。
- 月:18時30分
- 火:19時
- 水:19時30分
- 木:20時
- 金:18時30分
育休明け1週間の家事・育児奮闘記
帰宅時間が遅くなったことで、子どもたちと触れ合える時間が激減しました。育休中、毎日子どもたちと過ごし、たくさんのエネルギーをもらっていたことを改めて痛感。平日は顔を見ていられる時間が少なく、寂しい気持ちになりました。
<1週間にできたこと>
- 育児:保育園の準備、連絡帳の記入、子どもたちの食事補助、お風呂(月・金のみ)、1歳の寝かしつけ、4時-5時に起きる1歳のミルク上げや添い寝
- 家事:おかず作り(月曜のみ)、食器洗い、洗濯、生協の注文
<妻が頑張ってくれたこと>
朝昼晩の食事準備、家の掃除、子どもの世話、離乳食の作り置き、病院への付き添い、そして私の起床時間に合わせて生活リズムを変えてくれた妻には、本当に感謝しかありません。
復職前にやっておけばよかった3つのこと
1週間を振り返り、復職前に準備しておけばよかったと感じたことが3つあります。
妻と「働き方の方針」を徹底的に話し合う
これが何より重要だと感じています。 妻は来年4月に復職を控えているため、「それまでは残業や出張も頑張って、逆に復帰後は早く帰る生活にしてほしい」と話し合っていました。しかし、話し合いの際の私のリアクションが悪く、妻が資格の勉強をためらってしまったことがありました。妻もキャリアを大事にしているので、残りの育休期間でやりたいことや時間を割きたいことをもっと配慮し、協力する姿勢を示すべきだったと反省しています。
上司と「復帰後の働き方」について面談する
私の場合は、復帰後の働き方について上司との事前の面談がありませんでした。 復帰前や復帰後すぐに、時短勤務かフルタイムか、子どもの発熱時の対応、残業や出張の可否、在宅勤務の頻度など、具体的な働き方についてすり合わせをしておけばよかったと感じています。
体力と生活リズムを整えておく
久しぶりのフルタイム勤務は、想像以上に体力を消耗しました。 復帰の2ヶ月ほど前から、朝早く起きる習慣をつけたり、ランニングなどで体力をつけておくと、スムーズに社会復帰できるでしょう。
職場復帰の挨拶と「ヨックモック」
復帰初日、職場の皆さんに挨拶するため、手土産としてヨックモックのクッキーを用意しました。育休中も、たまに妻と子どもと食べることがあり、誰にでも喜ばれる安心感から選びました。
「お久しぶりです。今日から復帰しました。ご迷惑をおかけしましたが、また頑張りますので、よろしくお願いします!」
そう言ってクッキーを配ると、「おかえりなさい!」「またよろしくね」と温かい言葉をかけてもらい、緊張が少しほぐれました。1年ぶりの職場は、若手や人事異動もあり。何も変わっていないようで少し変わっている職場でした
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