
4月の保育園入園から5月の復職までの1ヶ月間は、単なる「慣らし保育」の期間ではありません。仕事が始まった後の「詰み」を回避するための最後の「家庭内の試運転期間」です。
東京都の各種助成制度をフル活用し、復職後のパンクを防ぐためのチェックリストを解説付きでまとめました。お住まいの自治体で独自の取り組みがあるかもしれませんので、役所に行って確認してみてください。
食事編:キッチンに立たない仕組みを作る
復職後、最も体力を削られるのが「献立作成・買い物・調理・片付け」のサイクルです。これを「手抜き」ではなく「システム化」しましょう。
☑ 宅食・作り置きサービスの試食
- 内容: 「作り置きjp」や「オイシックス」などのサービスを実際に注文してみる。
- チェックポイント:
- 子どもが食べてくれるか?(特に3〜5歳児の偏食対応)
- 配送段ボールや容器のゴミ出しが負担にならないか?
- アドバイス: 復職後の1ヶ月は「火・木は宅食の日」と固定してしまうのがおすすめです。
☑ ネットスーパー・生協の「自動化」
- 内容: 大手スーパー、コープやパルシステムなどの生協の配送枠を確保。
- 注:サミットなどは事前に訪問確認が必要な場合があるため、この期間に済ませましょう。
- チェックポイント:
- 牛乳・卵・パンなど「毎週必ず買うもの」を定期注文に登録する。
- 重いもの(飲料・米など)の在庫はネットスーパーや生協をフル活用し、平日のちょい足しは軽いものだけに限定。
☑ ミールキットの「2段階ストック」
- 内容: 「20分で主菜副菜ができるキット」と「レンジ5分で終わるキット」の両方を試す。
- アドバイス: 復職後は、お迎えが遅れたり子どもがぐずってしまうなど、20分の調理すら困難な日があります。
2. 子ども関連:最強の「Bプラン」を構築する
保育園生活が始まると、避けて通れないのが「呼び出し」と「感染症」です。
☑ 夫婦間の「看護・お迎え」完全ルール化
- 内容: どちらが何曜日の呼び出しに対応するか、朝の時点で決めておく。
- ポイント: Googleカレンダーなどで互いの「動かせない会議(MTG)」を可視化し、「会議がない方が行く」ではなく「この日は夫が絶対に行く」と優先順位を決めておく等のが、朝の喧嘩を防ぐコツです。
☑ 病児保育の「全方位」登録
- 内容: 自治体が運営する施設だけでなく、民間の訪問型病児保育(フローレンスなど)も検討。
- 東京都のポイント: 都内の多くの自治体では、病児保育の利用に「事前登録」が必要です。いざ熱が出てからでは間に合いません。
- チェック: 症状別(発熱、耳、肌、休日)の病院リストをスプレッドシートや冷蔵庫に貼っておきましょう。
3. 家全体:外部リソースを「インフラ」にする
「自分たちで頑張る」という考えを一度捨て、外部サービスをテストします。
☑ 東京都「ベビーシッター利用支援事業」の確認
- 内容: 東京都の多くの区市町村で実施されている「一時預かり」や「待機児童対策」としてのシッター補助を確認。
- アクション: 1時間あたり最大2,500円(夜間3,500円)程度の助成が出る自治体が多いです。
- テスト: 復職前に一度、1〜2時間だけ預けてみましょう。預けるのに抵抗があるかもしれませんが、一度経験すると「いざという時の頼りたくなる存在」に変わります。
☑ 家事代行の「スポット利用」テスト
- 内容: 掃除や料理の代行を一度体験する。
- メリット: 家事を外注するだけで、週末に「子どもと公園に行く体力」を温存できます。
- アドバイス: 特に助かったのは、食事を作ってくれる家事代行です。自治体によっては補助を受けられる場合もあるので、フル活用しましょう。
☑ 自治体の「ファミリー・サポート・センター」面談
- 内容: 送迎や預かりをしてくれる地域住民とのマッチングサービス。
- 注意: 登録後に「顔合わせ」が必要な自治体がほとんどです。4月中に面談を済ませておかないと、5月の急な残業に対応できません。
まとめ:5月1日の自分を助けられるのは「4月の自分」だけ
復職初日は、誰でも緊張し、疲弊します。 「食事が用意されている」「いざという時のシッターが確保できている」という安心感があるだけで、仕事への集中度は劇的に変わります。
この1ヶ月間で、**「親が頑張らなくても家庭が回る仕組み」**を一つでも多く作りましょう。




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